一球入魂
【一球入魂】
非常に難しい内容。
しかし確実に伝わってくるのは、致知に出てくる人の共通点でもあるが、人間力を高めなくてはならないこと。
『どんな場合も軽蔑することなく、勤勉に忠実に誠意を籠めてその一事を完全にし遂げようとしなければならぬ』
この言葉のように、つまらない仕事ですらも一所懸命に取り組むことで、その後の成否に繋がるということ。
私も含めて現代は、AIの活躍も重なって、効率重視の社会になってきている。
それがダメなわけではないが、機械のように決められたことを作業でやっていては、新しいものは生まれない。
時に回り道をし、非効率な時間を過ごすことで、その一瞬は無駄に感じても、長い目で見た時に貴重な経験になり得る。
またその時間を無駄と思わず、一所懸命に取り組む事で、更なる密度の濃いものにすることができる。
まだまだ20代。
すぐに結果に結び付けたくなるが、20代で培ってきた基盤で30代以降は勝負になる。
雨風に負けるような弱い根では無く、台風にも耐えうる強い根を張れるよう、目の前の仕事を全力で行う。