いただいた命に相応しい生き方を選んでいく

是の処は即ち是れ道場

青山俊どう

【いただいた命に相応しい生き方を選んでいく】

このインタビューから、青山さんの生き様を学ぶことができた。

常に一所懸命に生きる。

単純だが誰もできない強い生き方である。

この例えで、「一度舞台に上がったら、どの一歩も、どの一声も精いっぱい務めて舞台をおりて初めて一曲の能を舞い得たと言えましょう。一舞台の中の一部分だけを立派に舞えばいいというものじゃありません」とおっしゃっています。

この人生という舞台に上がった以上、一部分だけ本気を出せばいいというものではない。

寝ていようが何をしていようが、どの一瞬も掛け替えの無い命の歩みなのだから大切にしなければならない。

この一瞬一瞬を本気で生きているからこそ、人間が磨かれ、人としての根が深まっていくのだと感じます。

私はどうなのか？
楽できるときは楽しようと考えている自分が見え隠れしている現状では、人としての成長はない。

一所懸命に打ち込みすぎてくたびれてからがスタートだ、という言葉の足元にも及んでおりません。

今やる事は仕事で成果を出すことや、好きなことを楽しむということ以上に、生きている一瞬一瞬を本気で生きて、くたびれるほど考え、学ぶこと。

それができて、成果や成功がついてくるのだと感じます。

目先の分かりやすい"お金"に惑わされず、何とために生きるのか、人としての大事なところを見直し、人間としての深みのある根を伸ばして行きます。