社員が居てくれての事業である
致知 11月号
根を養う
全ての人を笑顔にする経営を目指して
ひまわり市場 社長 那波秀和
【社員が居てくれての事業である】
情熱的で真っ直ぐな考え方に、素直に同意できました。
その中でも、「売上目標やノルマをなくして、お客さんの感動のために頑張れるようにしてあげると、売り上げも上がっていく」というところに、現代とのギャップだが、実は本当に大切なものなのでは無いかと感じさせられた。
現代は細かい数字で管理や改善実行を繰り返し、利益を出すという一点に偏ったスタイルになりつつある。
コロナという危機的状況も重なり、利益を出さないといけないというプレッシャーに全ての人が駆られ、何のためにという根本が抜け落ちてしまっているのかもしれない。
かくいう私も利益に目を向け過ぎてしまう人間である。
しかし、社員が居てこそ今の仕事があるということを忘れてわいけない。
その社員が数字に追われて、本来の目的であったお客様や地域への想いを失ってしまっていては本末転倒である。
事業が潰れてしまっては元も子もないが、社員が居ての事業だということを胸に秘めて取り組んでいきたい。